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- 院長の想い
耳やのどのモニター画像を用いて丁寧に説明し、不安に寄り添います
当クリニックでは、患者さんの不安に寄り添いながら、しっかりと診察することを大事にしています。例えば、患者さんがお子さんの場合には、診療器具を事前に見せたり、触らせてあげるなど、何をするかを分かりやすく話をして、できるだけ怖がらせないような診療を心がけています。
また、病気への理解を深めて頂き、治療を受けてもらいたいという思いから、モニターの画面で耳、鼻内、喉頭などをお見せすることもあります。専門用語は、なるべく使わないようにわかりやすい言葉で理解してもらうように心掛けています。滲出性中耳炎など、患部を見てもそれが病気かどうか分かりづらい場合は、もう一方の健康な耳の画像も出して、左右の違いを比較しながら説明します。
ほかにも、咳は呼吸器からくるもの以外に、鼻水がのどに入り(後鼻漏)刺激を受けて起こることがあります。咳の原因が気管支などの下気道の炎症だけでなく、後鼻漏による咳などでも起こること、また、長引く咳も、咳喘息、のどの過敏性によるもの、胃酸逆流によるものもあり、納得のうえ治療を進めます。
中耳炎や花粉症など、身近な病気の治療経験を今の診療に活かしています
私の得意分野の一つは中耳の病気、もう一つはアレルギー性鼻炎です。始めは主に免疫をテーマに扁桃の病気を扱っていたのですが、外来の診療では中耳炎の子どもが多かったのもあって、最終的には耳(中耳)について研究を重ねました。他方で、食生活の欧米化などの影響でスギやダニのアレルギーに悩む患者さんも増えていた中、アレルギーに詳しい恩師に教わる機会にも恵まれました。
地域の開業医となった今、皆さんの役に立てるという点で、中耳炎やアレルギー性疾患など、多くの方を悩ませている身近な病気の研究や診療経験を積めてよかったと思っています。
体のお悩みを迷わずご相談いただけるクリニックを目指しています
私は患者さんが悩みを相談しやすい医師でありたい、と思っています。そのため、診療では細やかな配慮で納得してもらえる治療の提案に努めています。
例えば、お薬の処方に際しては、粉薬か錠剤か、その量や形、大きさなどが一目で分かる自作のサンプル一覧をお見せしています。そうすることで、仕事中に眠くなる、錠剤が大きすぎて飲みにくいといった、副作用をはじめとする悩ましい要因を避け、飲みやすくライフスタイルに合ったお薬を選択できるようにしています。
また、花粉症など季節性の病気については、お薬の相性や、お仕事(特に車の運転に従事される方)を確認して、一人ひとりに合った治療計画を提案できるよう努めています。
必要に応じて近隣の医院・病院などへの紹介も可能ですので、耳・鼻・のどの症状以外でも困ったときは、迷わず悩まず、お越しください。皆さんの健康窓口でありたいと願っています。